Torah Readings

Weekly Torah portion

T1-02_0609-1132_isa5401-5505_Noach

isa 5401-5505

54:01 喜び歌え、不妊の女、子を産まなかった女よ。歓声をあげ、喜び歌え/産みの苦しみをしたことのない女よ。夫に捨てられた女の子供らは/夫ある女の子供らよりも数多くなると/主は言われる。
54:02 あなたの天幕に場所を広く取り/あなたの住まいの幕を広げ/惜しまず綱を伸ばし、杭を堅く打て。
54:03 あなたは右に左に増え広がり/あなたの子孫は諸国の民の土地を継ぎ/荒れ果てた町々には再び人が住む。
54:04 恐れるな、もはや恥を受けることはないから。うろたえるな、もはや辱められることはないから。若いときの恥を忘れよ。やもめのときの屈辱を再び思い出すな。
54:05 あなたの造り主があなたの夫となられる。その御名は万軍の主。あなたを贖う方、イスラエルの聖なる神/全地の神と呼ばれる方。
54:06 捨てられて、苦悩する妻を呼ぶように/主はあなたを呼ばれる。若いときの妻を見放せようかと/あなたの神は言われる。
54:07 わずかの間、わたしはあなたを捨てたが/深い憐れみをもってわたしはあなたを引き寄せる。
54:08 ひととき、激しく怒って顔をあなたから隠したが/とこしえの慈しみをもってあなたを憐れむと/あなたを贖う主は言われる。
54:09 これは、わたしにとってノアの洪水に等しい。再び地上にノアの洪水を起こすことはないと/あのとき誓い/今またわたしは誓う/再びあなたを怒り、責めることはない、と。
54:10 山が移り、丘が揺らぐこともあろう。しかし、わたしの慈しみはあなたから移らず/わたしの結ぶ平和の契約が揺らぐことはないと/あなたを憐れむ主は言われる。
54:11 苦しめられ、嵐にもてあそばれ/慰める者もない都よ/見よ、わたしはアンチモンを使って/あなたの石を積む。サファイアであなたの基を固め
54:12 赤めのうであなたの塔を/エメラルドであなたの門を飾り/地境に沿って美しい石を連ねる。
54:13 あなたの子らは皆、主について教えを受け/あなたの子らには平和が豊かにある。
54:14 あなたは恵みの業によって堅く立てられる。虐げる者から遠く離れよ/もはや恐れることはない。破壊する者から遠く離れよ/もはやそれがあなたに近づくことはない。
54:15 見よ、攻め寄せる者があっても/わたしによらずには何もなしえない。攻め寄せる者はあなたの前に倒れる。
54:16 見よ、わたしは職人を創造した。彼は炭火をおこし、仕事のために道具を作る。わたしは破壊する者も創造してそれを破壊させる。
54:17 どのような武器があなたに対して作られても/何一つ役に立つことはない。裁きの座であなたに対立するすべての舌を/あなたは罪に定めることができる。これが主の僕らの嗣業/わたしの与える恵みの業だ、と主は言われる。

55:01 渇きを覚えている者は皆、水のところに来るがよい。銀を持たない者も来るがよい。穀物を求めて、食べよ。来て、銀を払うことなく穀物を求め/価を払うことなく、ぶどう酒と乳を得よ。
55:02 なぜ、糧にならぬもののために銀を量って払い/飢えを満たさぬもののために労するのか。わたしに聞き従えば/良いものを食べることができる。あなたたちの魂はその豊かさを楽しむであろう。
55:03 耳を傾けて聞き、わたしのもとに来るがよい。聞き従って、魂に命を得よ。わたしはあなたたちととこしえの契約を結ぶ。ダビデに約束した真実の慈しみのゆえに。
55:04 見よ/かつてわたしは彼を立てて諸国民への証人とし/諸国民の指導者、統治者とした。
55:05 今、あなたは知らなかった国に呼びかける。あなたを知らなかった国は/あなたのもとに馳せ参じるであろう。あなたの神である主/あなたに輝きを与えられる/イスラエルの聖なる神のゆえに。

T1-02_0609-1132

06:09 これはノアの物語である。その世代の中で、ノアは神に従う無垢な人であった。ノアは神と共に歩んだ。
06:10 ノアには三人の息子、セム、ハム、ヤフェトが生まれた。
06:11 この地は神の前に堕落し、不法に満ちていた。
06:12 神は地を御覧になった。見よ、それは堕落し、すべて肉なる者はこの地で堕落の道を歩んでいた。
06:13 神はノアに言われた。「すべて肉なるものを終わらせる時がわたしの前に来ている。彼らのゆえに不法が地に満ちている。見よ、わたしは地もろとも彼らを滅ぼす。
06:14 あなたはゴフェルの木の箱舟を造りなさい。箱舟には小部屋を幾つも造り、内側にも外側にもタールを塗りなさい。
06:15 次のようにしてそれを造りなさい。箱舟の長さを三百アンマ、幅を五十アンマ、高さを三十アンマにし、
06:16 箱舟に明かり取りを造り、上から一アンマにして、それを仕上げなさい。箱舟の側面には戸口を造りなさい。また、一階と二階と三階を造りなさい。
06:17 見よ、わたしは地上に洪水をもたらし、命の霊をもつ、すべて肉なるものを天の下から滅ぼす。地上のすべてのものは息絶える。
06:18 わたしはあなたと契約を立てる。あなたは妻子や嫁たちと共に箱舟に入りなさい。
06:19 また、すべて命あるもの、すべて肉なるものから、二つずつ箱舟に連れて入り、あなたと共に生き延びるようにしなさい。それらは、雄と雌でなければならない。
06:20 それぞれの鳥、それぞれの家畜、それぞれの地を這うものが、二つずつあなたのところへ来て、生き延びるようにしなさい。
06:21 更に、食べられる物はすべてあなたのところに集め、あなたと彼らの食糧としなさい。」
06:22 ノアは、すべて神が命じられたとおりに果たした。

07:01 主はノアに言われた。「さあ、あなたとあなたの家族は皆、箱舟に入りなさい。この世代の中であなただけはわたしに従う人だと、わたしは認めている。
07:02 あなたは清い動物をすべて七つがいずつ取り、また、清くない動物をすべて一つがいずつ取りなさい。
07:03 空の鳥も七つがい取りなさい。全地の面に子孫が生き続けるように。
07:04 七日の後、わたしは四十日四十夜地上に雨を降らせ、わたしが造ったすべての生き物を地の面からぬぐい去ることにした。」
07:05 ノアは、すべて主が命じられたとおりにした。
07:06 ノアが六百歳のとき、洪水が地上に起こり、水が地の上にみなぎった。
07:07 ノアは妻子や嫁たちと共に洪水を免れようと箱舟に入った。
07:08 清い動物も清くない動物も、鳥も地を這うものもすべて、
07:09 二つずつ箱舟のノアのもとに来た。それは神がノアに命じられたとおりに、雄と雌であった。
07:10 七日が過ぎて、洪水が地上に起こった。
07:11 ノアの生涯の第六百年、第二の月の十七日、この日、大いなる深淵の源がことごとく裂け、天の窓が開かれた。
07:12 雨が四十日四十夜地上に降り続いたが、
07:13 まさにこの日、ノアも、息子のセム、ハム、ヤフェト、ノアの妻、この三人の息子の嫁たちも、箱舟に入った。
07:14 彼らと共にそれぞれの獣、それぞれの家畜、それぞれの地を這うもの、それぞれの鳥、小鳥や翼のあるものすべて、
07:15 命の霊をもつ肉なるものは、二つずつノアのもとに来て箱舟に入った。
07:16 神が命じられたとおりに、すべて肉なるものの雄と雌とが来た。主は、ノアの後ろで戸を閉ざされた。
07:17 洪水は四十日間地上を覆った。水は次第に増して箱舟を押し上げ、箱舟は大地を離れて浮かんだ。
07:18 水は勢力を増し、地の上に大いにみなぎり、箱舟は水の面を漂った。
07:19 水はますます勢いを加えて地上にみなぎり、およそ天の下にある高い山はすべて覆われた。
07:20 水は勢いを増して更にその上十五アンマに達し、山々を覆った。
07:21 地上で動いていた肉なるものはすべて、鳥も家畜も獣も地に群がり這うものも人も、ことごとく息絶えた。
07:22 乾いた地のすべてのもののうち、その鼻に命の息と霊のあるものはことごとく死んだ。
07:23 地の面にいた生き物はすべて、人をはじめ、家畜、這うもの、空の鳥に至るまでぬぐい去られた。彼らは大地からぬぐい去られ、ノアと、彼と共に箱舟にいたものだけが残った。
07:24 水は百五十日の間、地上で勢いを失わなかった。

08:01 神は、ノアと彼と共に箱舟にいたすべての獣とすべての家畜を御心に留め、地の上に風を吹かせられたので、水が減り始めた。
08:02 また、深淵の源と天の窓が閉じられたので、天からの雨は降りやみ、
08:03 水は地上からひいて行った。百五十日の後には水が減って、
08:04 第七の月の十七日に箱舟はアララト山の上に止まった。
08:05 水はますます減って第十の月になり、第十の月の一日には山々の頂が現れた。
08:06 四十日たって、ノアは自分が造った箱舟の窓を開き、
08:07 烏を放した。烏は飛び立ったが、地上の水が乾くのを待って、出たり入ったりした。
08:08 ノアは鳩を彼のもとから放して、地の面から水がひいたかどうかを確かめようとした。
08:09 しかし、鳩は止まる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰って来た。水がまだ全地の面を覆っていたからである。ノアは手を差し伸べて鳩を捕らえ、箱舟の自分のもとに戻した。
08:10 更に七日待って、彼は再び鳩を箱舟から放した。
08:11 鳩は夕方になってノアのもとに帰って来た。見よ、鳩はくちばしにオリーブの葉をくわえていた。ノアは水が地上からひいたことを知った。
08:12 彼は更に七日待って、鳩を放した。鳩はもはやノアのもとに帰って来なかった。
08:13 ノアが六百一歳のとき、最初の月の一日に、地上の水は乾いた。ノアは箱舟の覆いを取り外して眺めた。見よ、地の面は乾いていた。
08:14 第二の月の二十七日になると、地はすっかり乾いた。
08:15 神はノアに仰せになった。
08:16 「さあ、あなたもあなたの妻も、息子も嫁も、皆一緒に箱舟から出なさい。
08:17 すべて肉なるもののうちからあなたのもとに来たすべての動物、鳥も家畜も地を這うものも一緒に連れ出し、地に群がり、地上で子を産み、増えるようにしなさい。」
08:18 そこで、ノアは息子や妻や嫁と共に外へ出た。
08:19 獣、這うもの、鳥、地に群がるもの、それぞれすべて箱舟から出た。
08:20 ノアは主のために祭壇を築いた。そしてすべての清い家畜と清い鳥のうちから取り、焼き尽くす献げ物として祭壇の上にささげた。
08:21 主は宥めの香りをかいで、御心に言われた。「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。わたしは、この度したように生き物をことごとく打つことは、二度とすまい。
08:22 地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」

09:01 神はノアと彼の息子たちを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちよ。
09:02 地のすべての獣と空のすべての鳥は、地を這うすべてのものと海のすべての魚と共に、あなたたちの前に恐れおののき、あなたたちの手にゆだねられる。
09:03 動いている命あるものは、すべてあなたたちの食糧とするがよい。わたしはこれらすべてのものを、青草と同じようにあなたたちに与える。
09:04 ただし、肉は命である血を含んだまま食べてはならない。
09:05 また、あなたたちの命である血が流された場合、わたしは賠償を要求する。いかなる獣からも要求する。人間どうしの血については、人間から人間の命を賠償として要求する。
09:06 人の血を流す者は/人によって自分の血を流される。人は神にかたどって造られたからだ。
09:07 あなたたちは産めよ、増えよ/地に群がり、地に増えよ。」
09:08 神はノアと彼の息子たちに言われた。
09:09 「わたしは、あなたたちと、そして後に続く子孫と、契約を立てる。
09:10 あなたたちと共にいるすべての生き物、またあなたたちと共にいる鳥や家畜や地のすべての獣など、箱舟から出たすべてのもののみならず、地のすべての獣と契約を立てる。
09:11 わたしがあなたたちと契約を立てたならば、二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく、洪水が起こって地を滅ぼすことも決してない。」
09:12 更に神は言われた。「あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。
09:13 すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。
09:14 わたしが地の上に雲を湧き起こらせ、雲の中に虹が現れると、
09:15 わたしは、わたしとあなたたちならびにすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた契約に心を留める。水が洪水となって、肉なるものをすべて滅ぼすことは決してない。
09:16 雲の中に虹が現れると、わたしはそれを見て、神と地上のすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた永遠の契約に心を留める。」
09:17 神はノアに言われた。「これが、わたしと地上のすべて肉なるものとの間に立てた契約のしるしである。」
09:18 箱舟から出たノアの息子は、セム、ハム、ヤフェトであった。ハムはカナンの父である。
09:19 この三人がノアの息子で、全世界の人々は彼らから出て広がったのである。
09:20 さて、ノアは農夫となり、ぶどう畑を作った。
09:21 あるとき、ノアはぶどう酒を飲んで酔い、天幕の中で裸になっていた。
09:22 カナンの父ハムは、自分の父の裸を見て、外にいた二人の兄弟に告げた。
09:23 セムとヤフェトは着物を取って自分たちの肩に掛け、後ろ向きに歩いて行き、父の裸を覆った。二人は顔を背けたままで、父の裸を見なかった。
09:24 ノアは酔いからさめると、末の息子がしたことを知り、
09:25 こう言った。「カナンは呪われよ/奴隷の奴隷となり、兄たちに仕えよ。」
09:26 また言った。「セムの神、主をたたえよ。カナンはセムの奴隷となれ。
09:27 神がヤフェトの土地を広げ(ヤフェト)/セムの天幕に住まわせ/カナンはその奴隷となれ。」
09:28 ノアは、洪水の後三百五十年生きた。
09:29 ノアは九百五十歳になって、死んだ。

10:01 ノアの息子、セム、ハム、ヤフェトの系図は次のとおりである。洪水の後、彼らに息子が生まれた。
10:02 ヤフェトの子孫はゴメル、マゴグ、メディア、ヤワン、トバル、メシェク、ティラスであった。
10:03 ゴメルの子孫は、アシュケナズ、リファト、トガルマであった。
10:04 ヤワンの子孫は、エリシャ、タルシシュ、キティム、ロダニムであった。
10:05 海沿いの国々は、彼らから出て、それぞれの地に、その言語、氏族、民族に従って住むようになった。
10:06 ハムの子孫は、クシュ、エジプト、プト、カナンであった。
10:07 クシュの子孫はセバ、ハビラ、サブタ、ラマ、サブテカであり、ラマの子孫はシェバとデダンであった。
10:08 クシュにはまた、ニムロドが生まれた。ニムロドは地上で最初の勇士となった。
10:09 彼は、主の御前に勇敢な狩人であり、「主の御前に勇敢な狩人ニムロドのようだ」という言い方がある。
10:10 彼の王国の主な町は、バベル、ウルク、アッカドであり、それらはすべてシンアルの地にあった。
10:11 彼はその地方からアッシリアに進み、ニネベ、レホボト・イル、カラ、
10:12 レセンを建てた。レセンはニネベとカラとの間にある、非常に大きな町であった。
10:13 エジプトにはリディア人、アナミム人、レハビム人、ナフトヒム人、
10:14 上エジプト人、カスルヒム人、カフトル人が生まれた。このカフトル人からペリシテ人が出た。
10:15 カナンには長男シドンとヘト、
10:16 また、エブス人、アモリ人、ギルガシ人、
10:17 ヒビ人、アルキ人、シニ人、
10:18 アルワド人、ツェマリ人、ハマト人が生まれた。その後、カナン人の諸氏族が広がった。
10:19 カナン人の領土は、シドンから南下してゲラルを経てガザまでを含み、更に、ソドム、ゴモラ、アドマ、ツェボイムを経てラシャまでを含んだ。
10:20 これらが、氏族、言語、地域、民族ごとにまとめたハムの子孫である。
10:21 セムにもまた子供が生まれた。彼はエベルのすべての子孫の先祖であり、ヤフェトの兄であった。
10:22 セムの子孫はエラム、アシュル、アルパクシャド、ルド、アラムであった。
10:23 アラムの子孫は、ウツ、フル、ゲテル、マシュであった。
10:24 アルパクシャドにはシェラが生まれ、シェラにはエベルが生まれた。
10:25 エベルには二人の息子が生まれた。ひとりの名は、その時代に土地が分けられた(パラグ)ので、ペレグといい、その兄弟はヨクタンといった。
10:26 ヨクタンには、アルモダド、シェレフ、ハツァルマベト、イエラ、
10:27 ハドラム、ウザル、ディクラ、
10:28 オバル、アビマエル、シェバ、
10:29 オフィル、ハビラ、ヨバブが生まれた。これらは皆、ヨクタンの息子であった。
10:30 彼らはメシャからセファルに至る東の高原地帯に住んでいた。
10:31 これらが、氏族、言語、地域、民族ごとにまとめたセムの子孫である。
10:32 ノアの子孫である諸氏族を、民族ごとの系図にまとめると以上のようになる。地上の諸民族は洪水の後、彼らから分かれ出た。

11:01 世界中は同じ言葉を使って、同じように話していた。
11:02 東の方から移動してきた人々は、シンアルの地に平野を見つけ、そこに住み着いた。
11:03 彼らは、「れんがを作り、それをよく焼こう」と話し合った。石の代わりにれんがを、しっくいの代わりにアスファルトを用いた。
11:04 彼らは、「さあ、天まで届く塔のある町を建て、有名になろう。そして、全地に散らされることのないようにしよう」と言った。
11:05 主は降って来て、人の子らが建てた、塔のあるこの町を見て、
11:06 言われた。「彼らは一つの民で、皆一つの言葉を話しているから、このようなことをし始めたのだ。これでは、彼らが何を企てても、妨げることはできない。
11:07 我々は降って行って、直ちに彼らの言葉を混乱させ、互いの言葉が聞き分けられぬようにしてしまおう。」
11:08 主は彼らをそこから全地に散らされたので、彼らはこの町の建設をやめた。
11:09 こういうわけで、この町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を混乱(バラル)させ、また、主がそこから彼らを全地に散らされたからである。
11:10 セムの系図は次のとおりである。セムが百歳になったとき、アルパクシャドが生まれた。それは洪水の二年後のことであった。
11:11 セムは、アルパクシャドが生まれた後五百年生きて、息子や娘をもうけた。
11:12 アルパクシャドが三十五歳になったとき、シェラが生まれた。
11:13 アルパクシャドは、シェラが生まれた後四百三年生きて、息子や娘をもうけた。
11:14 シェラが三十歳になったとき、エベルが生まれた。
11:15 シェラは、エベルが生まれた後四百三年生きて、息子や娘をもうけた。
11:16 エベルが三十四歳になったとき、ペレグが生まれた。
11:17 エベルは、ペレグが生まれた後四百三十年生きて、息子や娘をもうけた。
11:18 ペレグが三十歳になったとき、レウが生まれた。
11:19 ペレグは、レウが生まれた後二百九年生きて、息子や娘をもうけた。
11:20 レウが三十二歳になったとき、セルグが生まれた。
11:21 レウは、セルグが生まれた後二百七年生きて、息子や娘をもうけた。
11:22 セルグが三十歳になったとき、ナホルが生まれた。
11:23 セルグは、ナホルが生まれた後二百年生きて、息子や娘をもうけた。
11:24 ナホルが二十九歳になったとき、テラが生まれた。
11:25 ナホルは、テラが生まれた後百十九年生きて、息子や娘をもうけた。
11:26 テラが七十歳になったとき、アブラム、ナホル、ハランが生まれた。
11:27 テラの系図は次のとおりである。テラにはアブラム、ナホル、ハランが生まれた。ハランにはロトが生まれた。
11:28 ハランは父のテラより先に、故郷カルデアのウルで死んだ。
11:29 アブラムとナホルはそれぞれ妻をめとった。アブラムの妻の名はサライ、ナホルの妻の名はミルカといった。ミルカはハランの娘である。ハランはミルカとイスカの父であった。
11:30 サライは不妊の女で、子供ができなかった。
11:31 テラは、息子アブラムと、ハランの息子で自分の孫であるロト、および息子アブラムの妻で自分の嫁であるサライを連れて、カルデアのウルを出発し、カナン地方に向かった。彼らはハランまで来ると、そこにとどまった。
11:32 テラは二百五年の生涯を終えて、ハランで死んだ。